スタッフブログ

3月4日森の家にて椎茸の菌打ち体験講座を開催しました。

今年で2回目となる菌打ち講座は、菌を打つだけではありません！

㈱北遠椎茸の代表取締役社長杉田様を講師にお招きし、椎茸の栽培の歴史から椎茸の種類などを説明頂き、栽培の流れを教わりました。



講座の風景です。参加者49名で開催されて講座ですが、今年は恵まれた天候の中で開催することが出来ました。



参加者の皆さんも熱心に受講している姿が印象的でした。
それに応えるように北遠椎茸の杉田社長もいろいろなエピソードを交えて、分かりやすく指導して頂きました。
感謝です。



今回は参加者の皆さんに北遠椎茸さんの新商品「舞茸釜めしの素」もご提供頂きました。北遠椎茸さん、森の家でも販売しておりますが、人気の商品です。お立ち寄りの際は是非手に取ってみてください。



場所が変わって、森の家の中庭。

今年度の再整備で、屋根や壁もきれいになりました。
そして外は晴れ、明日は雨予報と椎茸の菌打ちにとって最良の日となりました。



最初は原木の太さに合わせて椎茸菌を打つ穴を開けます。
説明を受けながら早速作業開始！



小さいお子さんもドリルで穴を開けて椎茸菌の駒を打っていました。
一生懸命にがんばってくれました。



慣れてくると、足で押さえながらスピーディーに穴が開けられ、横で菌の駒を打つ音が響いていました。
120本の原木はわずか40分足らずで菌打ち終了です。
菌打ちが終わると、6月の梅雨が来るまで、乾燥を防ぐために仮伏せを行います。
参加者全員の共同作業で、原木を移動しました！



湿度を保つために適した場所など説明を頂きました。
この時も質問が飛び交いました。

学びとは人生を豊かにし、とても楽しい事だと実感できる瞬間です。



仮伏せの説明が終わると、今度は昨年打った原木が鎧伏せになっている場所で、椎茸菌のまわった原木を見ながら説明を受けました。



カミナリや振動など刺激を与えることで、危機を感じてびっくりした椎茸が子孫を残すために慌ててポコポコと芽を出すそうです。椎茸の気持ちは分かりませんが本当のことだそうで・・・収穫までが益々面白くなってきます。

ざっと1年間の栽培を勉強した頃には12時のチャイム！
お昼ご飯の準備が出来ました。



炊きたての北遠椎茸の釜めしを全員で頂きました。
今年は参加者が多く、レストランから広間へ移動しましたが、広間も満員御礼でした。



食事も終わり今回のイベントも無事終了。

天気も良く怪我も無く、参加者みなさんの協力で良いイベントが開催出来ましたことを心より感謝申し上げます。

北遠椎茸様には原木の手配や講座を開催頂き、こころより御礼申し上げます。

森の家では「癒しと学び」をテーマに来年度もいろいろな体験を用意しています。

近日中にご紹介させて頂きますので、ご期待ください。



追伸

仮伏せのあとの画像を掲載します。
翌日は大雨でしたが、椎茸にとっては最高の環境です。



6月まで水を与えながら、大切に椎茸を育てます。



成長記録は、また後日。





森の家　支配人