2019.02.21スタッフブログ森林公園林野火災を想定した消防訓練
平成31年2月15日(晴れ)
森林公園内で林野火災を想定した消防訓練が実施されました。
この訓練は
水利希薄地域の林野火災を想定したもので、
火元まで約1㎞の距離まで水を確保し、消火するという訓練です。
9時30分 浜松市消防局東部方面隊、磐田消防本部、静岡県消防防災航空隊が連携し訓練開始。
無線から現場の情報が聞こえてきます。
9時45分 赤佐、天竜の消防隊の方が森の家に到着。
通報者から情報を集め、すぐさま防火水槽が開かれホースが準備されました。
気がついたときにはホースが展開され消防隊員は見当たりませんでした。
中継地点では加圧するためにポンプ車が配置され、
火災地点まで、「あっ」と言う間にホースがつながれていきます。
10時00分 火災現場で消防隊が消火活動を開始。
つながれたホースはパンパンになって大量の水を運んでいます。
そしてホースの継ぎ目から水は一滴も漏れていない事に驚きました。
ホースが途中で切れたりすることは無いのかなと思い訓練後、隊員に伺ったら圧力が掛かるとホースが動き、その動く場所に障害となるものが無いかを確認されているそうです。
消火活動中も空から聞こえるヘリコプターの音、上空を見上げると散水消火をはじめていました。
上空30m、しかも火元へピンポイントで散水。びっくりです。
今回の林野火災の消防訓練を通して、いろいろな事を学びました。私たちは、消火活動は出来ませんが素早い通報や正確な案内が出来るよう心掛けたいと思いました。こうした訓練が実施されることで公園の安全性が向上するものだと思います。
また消防署の皆様にいつもありがとう御座います。
森の家 支配人