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2023.02.18スタッフブログ花と緑の講演会、聞きに行きました!!

2月16日(木)に静岡市にある「しずぎんユーフォニア」へ行って来ました。

「緑化グループ支援事業」を「森の家花と緑の会」として10年続けてきた感謝状の贈呈式だったのです。静岡県内で12のボランティア団体が招待されていました。

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他団体の中には100名を超える会員を束ねて活動されている会長さんも出席しており、熱い志を持って緑化活動をされているのだと感心いたしました。

ホール入口付近には「国土緑化運動・育樹運動ポスター原画コンクール」で県知事賞等を受賞された学生の作品がならんでおり、どれも素晴らしい作品ばかりでした。登壇された学生さんと一緒に来館された保護者の方々の誇らしそうなお顔。才能や可能性に溢れる子供達の姿を見るのは、私も嬉しいです。IMG_8322.jpg

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そして、この後「日本の園芸の過去、そして今を見つめ、さらに未来を本気で考える」と題して、園芸デザイナーの三上真史さん、園芸研究家の矢澤秀成さんがトークショーを行いました。

これが、面白かった!!そして感動しました!

矢澤さんは2011年3月11日の東日本大震災の後に花に対する考え方が変わったとお話されました。自身は被災した岩手県に行って震災で海に呑まれた跡に球根を植えたり、津波で塩化した土壌に花を植える活動をされました。花は嗜好品から人々が必要とするもの、癒されるものに変化した。

1990年の大阪万博の時にもお仕事で携わったそうですが、その時は花はお洒落、ファッション的なものだったが震災をきっかけに元々の植物の力(癒し)に戻った。と、語られました。

また今されている活動「子供達の心を育てる活動」についても。。。

花育⇒人を育てる⇒花屋さんや園芸家等の花が好きで好きで仕方ない人間(子供)を育てないといけない。それは、花の事を知りたくなる従業員から花を買いたくなるから。。。

育種寺子屋と言う活動も20年も前からされているそうです。私たちは緑化ボランティア活動を10年続けたと言う事で表彰されましたが、ボランティア活動というものは、5年や10年であきらめてはいけない。10年、20年と続けていくものだ、と熱く語られていました。

最後に「人は花を育てる。花は人と地域を育てる」とお話ししていただきました。

まさに10年間、地域や施設の緑化を進めてきたボランティア団体の方々は人と地域をつないで活動されてきたのです。心に染みる言葉を受けて、皆さん今後の励みになったと思います。この様な貴重なお話を聞く機会を与えていただき、ありがとうございました。「森の家花と緑の会」で森の家敷地内を四季折々の花々で来館者の癒しを提供したメンバーに感謝です。

「静岡県グリーンバンク」は尊い寄付金に支えられて各地の緑化を進めています。花壇の維持管理に取り組むボランティア団体を支えてくれています。

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